村長室
ご挨拶
日頃から、村政全般にわたり温かいご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げるとともに、本年も相変わりませぬご指導ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
昨年を振り返りますと、能登半島での地震や豪雨をはじめ沢山の自然災害が発生しました。今まで異常気象という言葉で表現してきた出来事が最近は「当たり前に起きる時代になった?」と思うのは私だけでしょうか。
また、裏金問題等が騒がれた政治の世界では、自由民主党を中心とした与党が衆議院議員選挙で大敗し、30年ぶりの少数与党での政権運営となりました。
つくづく、慣れというものの怖さを思うと共に、私も政治に携わる一人として襟を正して謙虚な姿勢を貫かなければと思うところです。
そうした令和6年でありましたが、明るい話題もございました。
それは、パリオリンピック・パラリンピックでの日本選手団の大活躍とMLB(大リーグ)で大活躍を続ける大谷翔平選手の50―50、2年連続3回目のMVP受賞です。
いずれをとっても、つい最近までは、日本人は本番に弱い、世界では通用しにくいといわれていましたが、今では何処でも、自分の力を発揮できる素晴らしい精神力と意欲・考え方を持った人が増えたと思うと共に、劣等感というか、尻込みすることが常とされた日本人が時代とともに変わってきていることに、日本の将来に明るい兆しと希望を抱いています。
さて、私事ではございますが、昨年の村長選挙で3回目の当選を果たさせて頂きました。
初心を忘れず、「次世代へ胸を張ってバトンを渡す。」という就任当初の思いの実現と知夫村の活性化を目指し、畜産・水産・観光等の産業振興と芽吹き始めた事業への支援をはじめ、医療・福祉・教育の充実、インフラ整備、定住対策等を村議会や村民の皆様方のご理解とご指導・ご鞭撻を賜りながら進める所存でございますので、引き続き宜しくお願い致します。
結びになりますが、令和7年が村民の皆様方にとりまして素晴らしい年になりますことを心よりお祈り申し上げ新年の挨拶と致します。
令和7年1月 知夫村長 平 木 伴 佳