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第一回 知夫村認定和牛改良組合会長 西村節夫さん
2016年02月10日更新
知夫村認定和牛改良組合会長 西村節夫さん(61)
村でも有数の専業畜産農家
現在、母牛を35頭飼育なさっている、村でも有数の専業畜産農家さんです。
冬場は、赤ハゲ山での放牧が禁止されるため、牛舎で世話をします。
毎朝7:30頃から牛舎に出向き、掃除や給餌などを行います。
特に、3月の市を控えているので、牛たちの健康チェックは欠かせません。
いたずらにエサを与えて太らせるよりも、いかに健康状態を保ちながら、大きくするかが、畜 産農家の腕の見せ所です。
知夫の子牛は、日頃山間部を駆け回っているので、健康で足元がしっかりしており、この先 の肥育に充分に耐えられる点が、全国の肥育農家から良い評価を頂いている最大の要因です。
「牛は経済動物」
昼食を終えて、自宅で各地の市場の動向をチェック。
どのオス牛の子供に高値がついたのか?
平均取引価格は、どの程度なのか?
次に自分の牛に種付けするなら、どの血統が良いのか?
牛の価格の決定には、当然その牛自体の身体の大きさや健康状態が重要ですが、それ以 外に血統も重視されます。
以前、村の牛の血統が偏り過ぎたために、大きく値を落とした事がありました。
それを繰り返さないために、常に最新の情報を集め、詳しく分析する必要があります。
「牛は経済動物」西村さんが肝に銘じている言葉です。
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《主な業務》下水道、環境、廃棄物、簡易水道、建設一般